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米国マーケット大学歯科修士課程卒業
マスターオブサイエンス
米国補綴歯科学会認定医

歯を削らないブリッジ ウェルデンツの特徴

通常の入れ歯に使われているプラスチック(レジン)の材料は、水分を吸収するため、変色、変形、臭いなどが問題で、材料的にも硬いため、歯茎に合わない場合も少なくありませんでした。

しかし、ウェルデンツは以下のような特徴によって、そういった入れ歯の問題点の解決を目指しています。

ウェルデンツは弾力性が高い

通常の取り外しの入れ歯に使われているプラスチック(レジン)の材料は、硬く弾力性があまりありませんでしたので、噛んだ時にいかにも入れ歯で噛んでいる感覚を感じることも多々あり、また硬いため歯茎に合わない場合がありました。

しかし、ウェルデンツの主成分のポリプロピレンは、プラスチックに比べて数倍の弾力性があるため、噛んだ時に適度にたわみ、また歯茎へのあたりもやわらかいため、歯に近い感覚を得ることが出来るようになりました。

ウェルデンツは強い

通常の入れ歯の材料は、硬いのですが曲げる力や衝撃には弱く、長く使うと経年変化や噛み合わせの力で入れ歯が割れることが多々ありました。

しかしウェルデンツは、ポリプロピレンが強い噛み合わせの力や衝撃にも耐える曲げ強さがあるため、割れることが入れ歯よりも格段に少なくなりました。

ウェルデンツはバネが白くて薄いので目立たない

通常の入れ歯は、歯に金属のバネを付けて固定していますので、見栄えも悪く、また、バネが頬や唇に感じて違和感が出るなど、様々な問題点がありました。

しかしウェルデンツは、薄くしても割れたり折れたりしないため、バネを薄くできるので、通常の入れ歯よりも違和感が少なくなりました。さらに色が白いため、金属のバネのように目立ちません。

人工の歯茎がない

通常の入れ歯は、バネによる歯との密着度が弱いため、噛んだ時の安定感を補う目的で人工の歯茎を付けていました。

しかしウェルデンツは、バネによる歯との密着度が高いので、歯茎を付けなくても噛んだ時に安定させることが可能になりました。

変形が少ない

通常の入れ歯の材料は、水分を吸収する性質があるため、膨張と収縮を繰り返し、長い間に入れ歯が微妙に変形し、歯茎と合わなくなることが多々ありました。

しかしウェルデンツは、水分をほとんど吸収しないため、変形しにくくなりました。

色や臭いが付きにくい

上記の理由で、通常の入れ歯の材料は、着色や臭いが水分とともに入れ歯に付着し、見栄えが悪くなったり、口臭の原因になることがありました。

しかし、ウェルデンツは、水分をほとんど吸収しないため、それらの問題が起こりにくくなりました。

ウェルデンツは軽い

ウェルデンツの主成分のポリプロピレンは、強くしなやかですが、プラスチックよりも軽いため、通常の入れ歯に比べると、水に浮くほど軽く、それによって違和感も軽減させることが可能になりました。

ウェルデンツと通常のブリッジの比較

ウェルデンツはブリッジと比較してみても、様々な優れた特徴があります。

既存のブリッジと比較してみると……

ウェルデンツは歯を削らない

ブリッジは歯が無い部分の両隣の歯を大きく削って、繋がった被せ物により作られていますので、場合によっては健康な歯を削ることも多々あります。

しかしウェルデンツは入れ歯のようにバネで固定するタイプですので、両隣の歯を ほとんど削ることなく製作が可能です。

バネを掛ける歯の状態によって歯を削るなどの処置が必要になる場合もあります。

ウェルデンツはお手入れが楽

ブリッジの歯が無い部分は、歯茎の上に嘘の歯が乗るような構造になっています。ただ、嘘の歯と歯茎の接する部分は歯ブラシが届きにくく、特殊な清掃器具を使わないかぎり、常に清潔に保つのは困難な場合が少なくありません。また、その部分に汚れが溜まってしまうと、口臭などの原因にもなります。

しかしウェルデンツは取り外しができるので、毎日歯ブラシなどでしっかり洗うことができるため、お手入れが楽で、嘘の歯の下も常に清潔に保つことが可能です。

歯が抜けた時の選択肢になる

これまで歯を抜いた後の選択肢は大きく分けて、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類でした。しかし、入れ歯は違和感が大きい、ブリッジは歯を削らなければならない、インプラントはなんとなく怖いなど、それぞれ欠点があり、どれにするか迷う方も少なくありませんでした。

しかし、ウェルデンツは、上記の不安や問題点が解消できるため、歯を抜いた後の第四の選択肢になりえます。


ただしウェルデンツにはブリッジに比べて欠点もあります。

ウェルデンツは毎日外す必要がある~ウェルデンツは、基本的には入れ歯の一種ですので、毎日外して洗う必要があります。

ウェルデンツの色は4色のみ~ブリッジの場合、セラミックで作ると自分の歯と同じような複雑な色で作ることが可能です。しかしウェルデンツは、製作の工程の関係で、様々な色を混ぜることができませんので、基本的には歯の色に近い4色からの選択になります。

注:ウェルデンツには適応症がありますので、お口の状態や歯の状態によっては適応でない場合もあります。